全国LGBT理解増進ネットワーク会議(最新情報)

同性愛や性別違和など性的マイノリティの人々が、日本社会で自分らしく生きていけるための、すべての基礎となる理解増進法の制定を目指します。

Fins Japan Pride Award 2016 

2016年(平成28年)9月2日

Fins Japan Pride Award 2016 を当会世話人の一人である繁内幸治が受賞しました。

オーストラリア大使館で行われた授賞式での記念スピーチは、LGBTに対する理解増進について多くの参加者の共感を頂きました。

 

Fins Japan Pride Award 2016

http://fruitsinsuits2ndanniversary.peatix.com/?lang=ja

 

あわせて、LGBTをめぐる政府・与党の政策を推進したとして、自民党政調会長として理解増進法案の概要をまとめた稲田朋美・現防衛相も「ジャパン・プライド・アワード」の受賞をされました。稲田氏はビデオメッセージで「学校や職場などで当事者の皆さんが困難に直面している現状を打破したいと考えてきた」などと述べています。

 

一般社団法人フルーツ・イン・スーツ・ジャパン】 
香港、シンガポール、メルボーン、シドニーブリスベンを含む都市で活動している団体の日本法人で、現在の登録者数は800名余。 LGBT 関連団体としては日本最大級の規模で、NPO などの支援実績および年間を通し講演会やネットワーキング・イベントを主催。メンバーに大使館員や大企業のエグゼクティブが多いのが特徴。
 
こちらにも参考記事

2017年(平成29年)新年のご挨拶(世話人・繁内幸治)

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 神戸も穏やかな元旦を迎えました。今年もしっかり努めたいと思います。
 
日本だけではなく、世界を見渡すと右傾化が見受けられます。右傾化は、排他、自国最優先の様相で、様々な変化が予想されるなか、違いを超える叡智が試されます。 変わりゆく時代にどう対応するか? 日本のLGBTはどの方向に動くか、本当に大事な年になりますが、一つ言えることは、自民党特命委の示した理解増進という方向性をより多くの皆さんにご理解を頂くことが本当に大事です。
 
特に当事者の皆さんにぜひ考えて欲しいのは、様々な政策で、与野党の賛否が割れて いることです。数えればきりがありません。 しかし、本当に幸いなことにLGBTについては、自民党特命委が示した理解増進の方向性は、十分に野党も賛成できる方向性だということです。LGBTの課題解消に向けて進むために、理解増進法という法律を成立させようと自民党特命委が動いている中で、それに水を差し、政争の具にされてしまって身動きが取れないのは本当に愚かだと私は考えます。 自民党内は、まだまだ理解が広がっていませんから、ここは、ぜひ、LGBTの当事者、理解者の皆様の後押しが必須です。それなくして何の前進もないと考えます。
 
LGBT政策は、やるやらないで対峙しているのではなく、何からやるかということが違っているだけという他の政策に比べると差異は本当に小さいと思います。このような状況を、小さな差異を政策の具にして広げようとすることに対してしっかり見極めが必要です。 野党も法案は提出したものの、党内の理解は必ずしも進んでいないのが現実でしょう。この現実を直視すれば、野党も理解増進法に賛成できるはずですし、そうすべきです。 私は、与野党が一致して、全会一致または、圧倒的多数で自民党案を成立させることが、日本のLGBTにとって得策であると考えます。
 
当事者は、欲張らず、急がず。 先ずは、理解増進の方向性を容認できるのかが試されます。自民党特命委は、いかなる譲歩もできません。譲歩すれば、自民党がまとまらないのです。つまりLGBTにとっては、まさにゼロ回答もあり得るのです。
 
今年は、まさに左派が極めて強いコミュニティの叡智が試されます。 最大の問題は、自民党ではなく、LGBT活動家の左派色だと言えるのです。 パラダイムが変わる中では、既知のリスクが発生します。読み違えれば、企業なら倒産です。 誰がどんな発言をするかをしっかりチェックして頂き、一人でも多くの皆さんと理解増進法を全会一致で成立させることを目標に、自民党のアドバイザーとして進めて参ります。
 
その第一歩が、新しく立ち上げる、『全国LGBT理解増進ネットワーク会議』です。多くの皆さんのご参加を心からお願いします。 小異を捨てて大同に付く。そんな一年になりますように。 皆さまお揃いでよいお正月をお過ごし下さい。
 
全国LGBT理解増進ネットワーク会議

外務省・特命全権大使女性・人権人道担当への要請

2016年(平成28年)11月10日、世話人の一人である繁内幸治が、西村篤子外務省・特命全権大使女性・人権人道担当に理解増進法の考え方について説明し、今後の国連を中心とした国際社会での自民党のLGBTに関する考え方を広げて頂けるよう要請しました。
 
デメリットの多い差別禁止法ではなく理解増進法に優位性がある点や、日本が人類史上初となる差別禁止法なしで差別・偏見を解消することを目指していくことが、いかに素晴らしいかをしっかりご理解頂きました。
 
今後も様々な機会を通じて、理解増進法について説明し、その成立に向け努力していきます。

白熱した理解増進か差別禁止か!?(カラフル連絡網・大阪勉強会にて)

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2016年(平成28年)10月9日に大阪なんばで開催したカラフル連絡網(全国LGBT活動者の会)の勉強会で、性的マイノリティの法整備に向けた議論の機会を設けていただけました。

理解増進か差別禁止かという2つの大きな動きがありますが、直接意見を交わす機会は作れていませんでしたので、今回初めての顔合わせになりました。

差別禁止法を目指すLGBT法連合会さんから事務局長代理 綱島茜さん
理解増進法を目指すBASE KOBE代表の繁内幸治さん(自民党性的指向性自認に関する特命委員会でアドバイザー)
というキーパーソンの二人が登壇しました。

それぞれの思いを一方的に話してもらうのは30分づつとし、残り90分強は会場の皆さんも一緒に質疑応答してもらう展開としました。

自民党での動きや、なぜ差別禁止法が難しいのかといった話が詳しく聞けたり、超党派議連の話やLGBT支援のガイドラインについてなど、それぞれの動きや取り組みの流れが聞けました。

質疑の時間になると、だんだんと白熱していきます。
そちらのここが問題だ!といった指摘も出てきたりと参加の皆さんの中にも顔を赤く沸騰している方もちらほら。中身の濃い話のやりとりとなっていきます。

互いの違いやこだわり、社会からの見られ方など、ネット上では分からなかったところが見えてきた時間になったと思います。

最後に会場の方から、
どちらの動きもが切磋琢磨して、また様々な角度で社会に働きかけていくことで、実際の動きにも繋がっていくのではないか?といったまとめになるような意見が出ました。

それぞれの思いや意見は自由で良いと思いますが
コミニティとして、様々な意見のメッセージが発信されていないことは良くないと考えます。

保守の人からも応援を取り付けられるような発信もしていかないと、社会は変えられないでしょう。そのためにも理解増進法を求める動きが必要です。 

全体としては、それぞれの考えを尊重し合い「LGBTコミニティの戦略として、いろんな動きをして行くんだ!」 そんなことを考えあった時間になったのではないかと思いました。 

各地の活動団体の方々のほかに、人権団体の方や新聞記者の方などもじっくり聞きに来られてましたよ。

とはいえ、今回の企画は大変注目される内容だろうと思ったんですが、それほどに参加者が多く集まらなかったことが気にかかりました。 (写真は今回の勉強会の様子)

法整備に関わる問題ですので、主体的に自分たちの事を考えていくことが必要です。

(文責 エディ)