(一社)LGBT理解増進会・LGBT理解増進ネット(最新情報)

同性愛や性別違和など性的マイノリティの人々が、日本社会で自分らしく生きていけるための、すべての基礎となる理解増進法の制定を目指します。

【代表理事談話】

 

いま、過日の首相補佐官の失言を機にLGBT理解増進法が動き出しています。


私のもとにも、「理解増進法について教えて欲しい」から、「あなたが提唱した理解増進法だから黙っていないでもっと説明すべきだ」といったお叱りも頂いている昨今です。

現状は、多くの地方自治体やメディアはかなり偏った活動家の皆さんの意見を当事者の総意であるかのように報道し、圧倒的多数のクローゼットの当事者の声には全く耳を傾けない状況が続いています。

特に、大きな懸念が広がりつつある、「トランスジェンダリズム」、「セルフID」については議論するだけで否定と捉えて差別主義者のレッテルを貼られて思考停止しています。

今の私は私人ですから、今まで言えなかったことも含めてそろそろ多くの皆さんに先ずはLGBT理解増進法とは何かを正確にお伝えしていきたいと思います。

昨今の議論は、理解増進法に示されていないことで右往左往し、賛成、反対が極端に分かれてしまっていますから、きちんと整理して理解増進法についてポイントを絞って冷静に議論を進める必要があると考えています。

そもそもや与野党合意案の基礎となった法律案は、8年前に私が自民党特命委員会に進言してできた法律案で、この法案ができるまでの全ての党内の会合に出席し、衆議院法制局と条文の一言一句を精査してできたものです。

特に第一条は、法制局に粘り強く主張して入れて頂いた私がこだわった文言もそのまま使われています。

一昨年の与野党合意案についても交渉をほぼリアルタイムで確認しながら助言続けてきましたから私の思いはきちんと踏襲して頂けたと思っています。

当会の名称も理解増進法と同じ名称になっていることからもお分かり頂ける通り、理解増進法の元祖です。

今後はこの法律案の提唱者として当会を代表ししっかり説明責任を果たしたいと考えていますので引き続きご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

令和5年2月24日         

(一社)LGBT理解増進会 代表理事 繁内幸治

一般社団法人 LGBT理解増進会 (lgbtrikai.net)